冷酷な彼は孤独な獣医

そんな事を考えていると、鏡の前に案内される。


「こちらへどうぞ!」


椅子に座ると、あたしは美容師さんにカタログを見せる。



「こんな感じでお願いします」


「はい!わかりました!」


結局あたしは、今とそんなに変わらない髪型を選んだ。


雑誌を見ながら、あたしは龍の事を考えていた。




龍は本当に、あたしの事が好きなのかなぁ……


少し前とは違う不安に襲われる。


結局、恋が実ってもあたしは不安なんだ。


でも……そういうものなのかもしれない。