冷酷な彼は孤独な獣医

それから2日が経ち、龍は相変わらずあたしを名前で呼んではくれなくて……


「おい猫!」


「猫ってやめてよ!ちゃんと名前で呼んでよね!

っていうか、あたしの名前忘れたん…」


「確か理央だろ?」


「確かとか言うな!」


「お前、美容院に行った方がいいんじゃないか?」


「えっ?」


「まぁそのままでもいいけど…」


「そう言えば、ずっと行ってないや!

今日は病院休みだし、行ってこようかなぁ?」


「あぁ」


「ねぇ、どんな感じがいい?」


「どんな感じでもいい」


「なによそれ!じゃあ坊主でもいいの?」