冷酷な彼は孤独な獣医

「兄貴からだ…」


龍は電話に出る。


電話はすぐに終わり、龍があたしに言う。



「今、下に兄貴が来てるみたいだ。

ちょっと行ってくる」


「龍…」


龍は笑顔であたしを見ると、そっと頭を撫でる。


「すぐに戻ってくるよ」


「うん…あっ!そうだ!

あたし夜ご飯の準備したんだ!」


「そっか、じゃあ戻ったら夕飯にしよう」


「うん……」


そして、龍は部屋を出て行った。