冷酷な彼は孤独な獣医

「いい加減、突っ立ってないで座れ」


「えっ?あぁ…うん……」


まるで思考が止まって……


「龍……?」


「ん?」


「嬉し過ぎて言葉が出ない……」


感謝の言葉さえ忘れてしまう。


「フッお前の事だから、

うるさいくらいに喜ぶと思ったんだけどなっ」


「喜んでるよ!凄く喜んでる……」


あたしは何故か泣いていて……


「バカッ!泣くな!」


「だって…勝手に出てくるんだもん」


龍は少し焦っていて……


「悪かった……」


「どうして謝るの?」