冷酷な彼は孤独な獣医

「龍?」


「あぁ?」


「美紀さん……今何処に居るの?」


「住む所見つかるまで、ビジネスホテルに泊まるとか言ってたけど?」


「………そうなんだ。ねぇ?」


「あぁ?」


「美紀さん、本当は此処に来たかったんじゃない?」


「そんな事言われたなぁ」


「えっ?それで龍は、なんて言ったの?」


龍は荷物を置くと車へ向かう。


「今、女と暮らしてるって」


龍は段ボールを持つと階段を上る。


「えっ?それってあたしの事?」