冷酷な彼は孤独な獣医

「えっ?」


「なんか、車に乗ったらすぐに兄貴から電話がきて、

家に来るように言われて、

それで兄貴の家に行ったんだって。


美紀の事でいろいろ聞かれたらしいけど、

とりあえず知らないフリしたとか言ってたよ。


しかも、兄貴と話してる最中、

美紀が家に帰ってきたらしくてねっ、

そうしたら兄貴が「また遊びに来いよ龍我」なんて白々しく言ってきたんだって。

怖い怖い!」


瑞樹さんは、ビールを一気に飲み干すと、

サーバーからビールを注ぐ。