冷酷な彼は孤独な獣医

あたしはとうとう、龍にそんな事を言ってしまった。


龍は、冷たい口調で話す。


「瑞樹から聞いたのか?」


「そんなのどうだっていいでしょ……」


「アイツ!余計な事を!」


「そんなのどうだっていいでしょ!!」


あたしは叫ぶように言った。


すると龍は、静かに話す。


「これは俺の問題だ」


龍はあたしの腕を掴むと、体から引き離す。


そして、あたしを置いて龍は美紀さんのところへ行った。