冷酷な彼は孤独な獣医

午前中の診療が終わり、2階へ行くと龍は誰かと電話で話していた。


「俺にもう関わらないでくれるか?」


電話の相手は、きっと美紀さんで……


「悪いけど今忙しいから」


龍は冷たい口調でそう言うと電話を切る。


「………龍?」


「あぁ?」


「今の電話……」


「お前には…」


「関係ない事だね!ごめん!」


あたしは龍に背中を向けてソファーに横になる。


すると龍の電話が鳴る。