冷酷な彼は孤独な獣医

すると瑞樹さんは、軽い口調で話す。


「理央ちゃんは、動揺していて聞こえていなかったかもしれないけど、

俺には龍の車の音が聞こえてたからね!

龍が車を駐車場に入れて、車から降りて、ドアを閉めて、

そして龍の足音が聞こえてきたところで、

理央ちゃんを抱き上げたって訳!

タイミング合わせるの大変でさっ!

しかも理央ちゃんに拒絶されるし!アハハッ!」


瑞樹さんは、大きな声で笑う。


「どうして……そんな事……?」