冷酷な彼は孤独な獣医

下を向くと龍は笑いながら話す。


「アハハハッなんだその話!傑作だなぁ。

男と一緒に暮らすって言って強気で家出て来て、

結局その男に捨てられてホームレスかっ。

面白過ぎるだろそれ」



「ひどいよ龍!なんでそんな言い方するの!

人が悲しんでるのに最低だよ!」


「俺は、お前に最低呼ばわりされる覚えはない。

こうしてお前を雑用として拾ってやった訳だし!」


「なによ人を落し物みたいに!」


「落し物だろ!あぁ落し物の方がマシか!

食費も掛からないし、文句も言ってこないからな!」


「なんなのよ本当に!」