冷酷な彼は孤独な獣医

龍は呆れた様子で話す。


「まさかお前、それ信じたのか?」


「信じたよ!」


「バカだな」


「うるさい!

………それで、あたし達は付き合う事になって、

そうしたら涼太が「一緒に暮らさないか?」って言ってきて、

でもあたしは実家に住んでいたから、

親に絶対に反対されると思って断ったんだけど、

そのうち涼太があまりあたしと会ってくれなくなって………


あたし凄く不安になって………


それで、親の反対を押し切って涼太と同棲する事にしたの。


両親は凄く怒って「もう帰って来るな」って言ったけど、

あの時は涼太とずっと一緒に居れると思ってたから、

そんなのは平気だったんだ………


なのに………」