冷酷な彼は孤独な獣医

「瑞樹さん……?」


瑞樹さんは、あたしの腕を掴むと腰に手を回す。


「俺、もう我慢できないかも」


「えっ…」


「龍に理央ちゃんはもったいないよ…」


「そ、そんな事…」


「俺だったら、理央ちゃんに不安な思いさせないよ」


「なに言ってるの…瑞樹さん……」


瑞樹さんは、あたしの腰を引き寄せる。


「龍なんてやめて、俺のところにおいでよ。

毎日可愛がってあげるから」


瑞樹さんは、やさしい笑顔でほほ笑むと、

そっとあたしを抱きしめる。