冷酷な彼は孤独な獣医

あたしは、時間を見ようとバッグから電話を取り出す。


あっ!充電がない!


すると電話が鳴り、それはママからだった。


「もしもし!」


「理央!言いたい事はわか…」


「わかってるよ!とにかく今、充電ないからさぁ!

必ず連れて行くからちょっと待っ…

あっ…充電切れた……まぁいっか!」


あたしはバッグに電話をしまうと、

龍がくるのを待った。


でも、龍はなかなか来ない。


なにしてるんだろう?


もうすでに、30分以上は待っている。