冷酷な彼は孤独な獣医

龍に、女の子扱いをされた気がして、

それが凄く嬉しくて、


「龍?もしも龍が待ち合わせ場所にきた時、

あたしがナンパされてたらどうする?」


あたしはつい、そんな質問をしてしまう。


龍はあたしを横目で見ると、すぐに目をそらす。


「無視して帰る」


「助けろよ!」


「面倒な事になるのは嫌だと言っただろ」


「なによそれ!」


あたしは龍の肩をグーでパンチした。


すると龍は鼻で笑う。


「フッ猫にしては中々のパンチだ。

自分の身は自分で守れ!」


「本当!ムカつく!」