冷酷な彼は孤独な獣医

あたしはコップをサイドテーブルに置く。


すると龍が口を開く。


「人をうらやむな。そんなもんなんの意味もない」


龍の言葉に、あたしは強い口調で話した。


「意味ないよ!ただ、むなしくなるだけだったもん!

結奈ちゃんは、好きな人にあんなにやさしくされて幸せなのに、

あたしは龍に…」


「人と自分を比べるな!お前はお前だ!」


「だってあたしは龍の事がす…」


「それ以上言ったら…」


「なによ!出ていけって言うの!」


あたしの目には涙があふれた。