冷酷な彼は孤独な獣医

「大丈夫か?お前?」


「うん……」


そして龍は、あたしの隣に座る。


「楽しかったか?」


「あぁ…うん……」



最初は楽しかった……


でも、最後はうらやましくて……


「それは、良かったな」


結奈ちゃんと、和馬さんの姿が頭に浮かぶ。


「うん……。あのね、ダイニングバーに行ったんだけど、

そこの店のオーナーが結奈ちゃんの彼氏で、

結奈ちゃんの彼氏、

凄く結奈ちゃんにやさしくて……


うらやましかった……」