冷酷な彼は孤独な獣医

「和馬はあたしの一回り年上なんだぁ」


「そんなに離れてて話とか合う?

子供扱いとかされない?」


「アハハッどうなんだろう?

ねぇ理央ちゃん?」


「ん?」


「理央ちゃんは彼氏いる?」


あたしは、結奈ちゃんが注文してくれたカクテルを一口飲む。


「いないよっ」


「そうなんだぁ。じゃあ好きな人は?」


「えっ……それは………」


あたしはまさか龍だとは言えず、

話を濁しグラスに口をつける。


「もしかして吉良先生とか?」