冷酷な彼は孤独な獣医

結奈ちゃんが顔の前で手を合わせると、

隣の女性客が和馬さんを呼ぶ。


「和馬さん!」


そして和馬さんは、隣の女性客の所へ行く。


すると女性客は、カウンターに手を伸ばし、

和馬さんの手を握りながらなにかを話している。



あっ……


あたしは慌てて結奈ちゃんに話し掛けた。


「あのさ、結奈ちゃん!なんかお腹空いたね!

なに食べよう!」


そう言って目の前のメニューを手に取ると、

結奈ちゃんの前に置いた。


「アハハッ大丈夫だよ理央ちゃん!」