冷酷な彼は孤独な獣医

「クビになったって言えばい…」


「言える訳ないでしょ!!」


「冗談だよ」


「まったく!人事だと思って!」


「まぁーな!」


「なによ!龍なんか嫌い!」


「それは良かった!」


「なんなのよ!フーンだ!」


あたしはその場に立ち上がる。


「行くのか?」


「うん!」


「気をつけて行ってこい」


「………うん」


そしてあたしは家を出た。



まったく龍のヤツ!

変にやさしい言葉かけてくるんだから!

調子が狂うっつーの!