冷酷な彼は孤独な獣医

あたしはバッグの中から財布を取り出すと、

空の財布に3万円を入れる。


「うわぁー自分の財布に3万円も入ってるなんて、

なんか違和感!アハハッ」


笑いながら龍を見ると、

龍は苦笑いしながら言う。


「お前……かわいいなぁ」


「えっ?」


初めて龍にそんな事を言われ、

急に顔が熱くなった。


すると龍は、あたしの頭を軽く叩く。


「勘違いするな!バカにして言ってるんだ!」


「はぁ?」


龍は笑いながらキッチンへ行くと、

料理の続きを始めた。



なんなのよ!!