冷酷な彼は孤独な獣医

「お前、明日飲みに行くんだろ?」


「うん」


「ほらっ」


龍は、あたしに3万円渡す。


「えっ!こんな大金!」


「お前にとって、3万は大金か?」


「大金だよ!」


あたしがそう言うと、龍はニヤニヤしながら話す。


「お前いいヤツだなっ。

全員、お前みたいなヤツだったら最高だな!」


「えっ?」


龍は、あたしの頭をぐしゃぐしゃに撫でる。


「その大金は、今月のお前の給料だ。

大切に使えよ!」