冷酷な彼は孤独な獣医

「でも……」


「気にするな」


「………龍。あたしの事かばってくれて、ありがとう」


龍は火を止めると真顔であたしを見る。



「はぁ?別にお前をか…」


「あーーーーーーー」


耳をふさぎながら、龍の言葉をかき消すと、

龍があたしの所へくる。


そしてあたしの両手を掴むと、

耳元に顔を近づけ「クソガキ!」そう言ってあたしの腕を離すと、

テーブルの上から財布を取る。


「はぁ?」