冷酷な彼は孤独な獣医

あたしは泣いていた。


どんなに必死に伝えても、

龍はずっと冷めた目であたしを見ていて……


それが悲しくて。



龍は静かに話す。


「わかってるなら、その気持ちは今すぐ捨てろ。

捨てられないなら出て行け」


「……龍」


「どうするんだ?」


「そんな簡単な事じゃないよ……

そんな簡単に捨てれる様な気持ちだったら、

こんな風に泣きながら龍に伝えたりしない!

こんな苦しい気持ちになったりしない!

なんでわからないの?

龍には人を好きになる気持ち…」



あっ……ないのか……