冷酷な彼は孤独な獣医

そしてあたしは、張り切って料理を始めた。


龍は、なんだかよくわからない難しそうな本を読み始めた。


「そうだ!キャベツの千切りやってみよう!」


慣れない手つきでキャベツを千切りしていると、

龍があたしに言う。


「耳障りな音だな」


「なによ!これでも一生懸命刻んでるんだから!」


それからようやく料理は完成し、


キリがあたしの傍に来る。



「ごめんねっ、キリにはあげられないの。

龍!出来たよ!豚のしょうが焼き定食!

なんか、豚肉は疲れを取るらしいよ!

あと、しょうがはなんか体にいいんだって!」