冷酷な彼は孤独な獣医

「もう少ししたら昼食の準備をするから、

ちょっと待ってろ」


龍は書き物をしながらあたしに言う。


「ねぇ龍?」


「ん?」


「龍、疲れてるでしょ?

最近、立て続けに手術が入っていたし、

あたしがお昼ご飯作るよ!」


「前にも言ったけど、俺はこれでも…」


「健康に気をつかってるんでしょ!

大丈夫!ちゃんと美味しくて体にいいもの作るから!

一応、イメージトレーニングはしたから!」


龍は、余程疲れているのか「じゃあ、お前が作れ」そう言って、

ノートを閉じるとソファーに横になった。