冷酷な彼は孤独な獣医

あたしと龍が入院室で話していると、

加藤さんの声が聞こえてきた。


「おはようございます」


「えっ?もうきたの?」


入院室から出ると、加藤さんが笑顔で挨拶をする。


「おはようございます」


「おはよう……っていうか早くない?」


「でも……」


「最初から気合入れすぎると疲れちゃうよ!

もう30分は遅くても大丈夫だから!」


「はい、わかりました」