冷酷な彼は孤独な獣医

思い出すと涙が出そうになった。


すると龍は、真顔になる。


あたしは龍に責められると思って、

龍が話し出す前に話した。


「まぁでもどうせ、あたしなんか仕事も出来ないし、

いかにもあんなミスしそうだもんね!

それにお金もないし、

涼太にお金貸してって言われてたし、

疑われても当然だよね!

日頃の行いが悪いってや…」


「悪かった」


「えっ……」


真剣な顔の龍。


「お前を疑ったりして悪かった」


「龍……」