冷酷な彼は孤独な獣医

瑞樹さんは笑いながら話す。


すると龍が口を開く。


「お前、どういうつもりだ?

なんでこんな事をした?

答えろ!」


「…………」


桐島さんは黙ったまま。


「金の事も嘘だったのか!?」


龍は大きな声を出す。


あたしは龍の所へ行くと、白衣の裾を引っ張った。


「もういいよ龍…」


すると桐島さんが口を開く。


「全部……私がやりました……」


「なんでこんな事したんだ!!」


龍はカルテを丸めると、

ゴミ箱に向かって放り投げる。