冷酷な彼は孤独な獣医

「なんか落ちたけど?」


すると龍がそれを拾う。


「なんだこれ?」


龍はカルテを拾うと、不思議そうな顔でカルテを開く。


そこで瑞樹さんが言う。


「彼女が落としたんだけど?

桐島さんだっけ?」


「えっ、私?」


桐島さんは、龍が持っているカルテを覗き込む。


「えっ…なにこのカルテ?私、知りません!」


桐島さんは受付けに入ると、

動揺を隠すように作業をする。