冷酷な彼は孤独な獣医

そこに龍が来る。


「なんだ?デカい声だして?」


すると桐島さんが龍に話す。


「私の財布の中から、3万円がなくなっていたんです」


桐島さんの言葉に、龍は冷静に話す。


「それで、コイツを疑ってるって事か?」


「だって、落とす訳ないですし、考えられるとしたら……」


桐島さんはあたしを見る。


「あたしは盗んだりしてない!」


桐島さんの目を真っ直ぐに見て話すと、

桐島さんが強い口調で話す。


「あなた昨日!病院の前で男の人から、

お金を貸して欲しいと言われていましたよね!?

別に聞く気はなかったんですけど、

聞こえてきたもので!」