冷酷な彼は孤独な獣医

「龍があたしの彼氏役にな…」


「断る!」


「ですよね。あぁ、どうしよう……

ママに「普通同棲するなら彼の方からあいさつに来るのが常識でしょ!」なんて言われて……

しかも「もしもいい加減な人だったら、これ以上同棲するのは許さない」って……」


あたしが下を向くと、龍は笑いながら話す。


「アハハッなんだ良かったな。

帰るところができて」


「えっ?」


「正直に話して、家に戻ればいいだろ?」


運転する龍の横顔は笑顔で………