冷酷な彼は孤独な獣医

龍は立ち上がるとソファーに座る。


龍の表情が寂し気で、あたしは胸が苦しくなった。


「龍!」


「ん?」


「あたしは変わらないよ!ずっと同じだよ!

なにがあっても、ずっとずっと変わらないから!

だから安心して!」


龍にとって、あたしが変わるとか変わらないとか、

きっとどうでもいい事で、

でもこんな龍を見ていたら………


あたしが、あたしがその孤独から龍を救いたいと思った。


龍は、真剣な顔であたしをじっと見る。