冷酷な彼は孤独な獣医

でもこれが、絶対に叶わない恋なら、

今すぐにこんな気持ちなくなって欲しい。

一時の感情であって欲しい。



それなのに………


「お前、髪の毛食べてるぞ。バカだな」


龍の手が、あたしの頬に優しく触れる。


「あっ!大丈夫!自分で取るから!」


ただそれだけなのに、あたしは凄くドキドキして、

龍の顔を見れなくなってしまう。


簡単に、この気持ちをなくする事は出来そうにもない。