冷酷な彼は孤独な獣医

「うわっ!大きい犬!

ちょっと龍、あたし怖いかも………」


龍が飼っている犬は、黒のラブラドールが2匹と、

茶色のミニチュアダックスが1匹。



あたしは龍の後ろに隠れた。



「大丈夫だ!ちゃんとしつけはなっているから、

お前に噛みついたりはしない」



そう言って、龍はキッチンの扉を開けるとタッパーを取り出し、

そこにドッグフードを入れる。



「おい!貧乏!そいつにこれ食わせてやれ!」


「はぁ?ちょっと!貧乏って呼ばないでよ!

理央だってば!」