冷酷な彼は孤独な獣医

靴を脱ぐと龍は階段を上る。


「ねぇ、龍って一人暮らしなの?」


「あぁ、一人と犬が3匹」



階段を上がり、龍がドアを開けると、

そこは30畳はある広い部屋で、

入って左側には対面式のキッチンカウンターがあり、

右側は一面大きな窓ガラスになっている。



最低限の生活ができればって言ってたけど……

これって最高の生活だろ!!



目の前には大きなテレビとテーブル、

その周りには高級そうなソファーがランダムに置かれてあり、

その上に伏せていた犬たちが、

不思議そうな顔であたしと拾ってきた犬を見ると、

こっちへ寄って来た。