冷酷な彼は孤独な獣医

「えっ……」


あたしは龍の言葉に、一瞬胸がチクッとした。


「買い物して帰るぞ」


「龍?今言った事って本当?

桐島さん誘った方が良かったってやつ……」


「あぁ」


「………そうなんだ」


あたしは凄くショックで、でもどうしてこんな気持ちになっているのかがわからなかった。



それからもあたしはどこか憂鬱で、

夕食を食べた後もそれは続いた。



「なんかお前、元気ないなぁ?」


龍はソファーに座ってワインを飲みながら、

不思議そうな顔であたしを見る。