冷酷な彼は孤独な獣医

「じゃあ、龍は何歳なの?」


「28」


「結構いってるんだぁ。

でも、28歳で院長って凄いね!」


「行くぞ」


「えっ?あっ…うん……」


あたしは龍に付いて行った。




龍は診察室の中に入ると、

そこで白衣を脱ぎ、奥の方へと歩いて行く。


そして突き当りのドアを開けると、

そこには階段があった。



「靴は此処で脱げ」


「うん」




外から見た家はやっぱり獣医の自宅だったらしく、


病院の中から直接行けるようになっている。