「あっそ!あたしだってあんな人気に入らないんだから!」


「まったく、争い事起こすなよ。

あんな優秀なヤツに辞められたら困るからな」


「じゃあ、あたしが辞めても平気なの?」


ムキになって言うと、龍は呆れた顔をする。


「お前が辞めても俺は困らないけど、

お前みたいな無能なヤツを使ってくれる所なんて他にないだろ」


「なによそれ!!あたしだって一生懸命やってるじゃん!!

出来なかった事も出来る様になってきたし、

桐島さんと比べられるとなにも言えないけど、

でも!!

これでも頑張ってるんだよ!!

それなのに、そんな言い方………酷いよ龍!!!!」