冷酷な彼は孤独な獣医

「噂をすればってヤツだね!

今、理央ちゃんと龍の文句言ってたんだ!」


「暇つぶしにもならなかっただろ。


おい雑用!夕飯の買い物はしたか?」


「まだだけど?っていうか、髪の毛切りに行ってたの?」


龍の髪の毛は少し短くなっていて、

色は前よりも明るくなっていた。


「練習台だ」


龍がそう言うと、瑞樹さんが呆れた顔で話す。



「なに?光太のヤツ、まだ龍の事練習台にしてるの?」


「あぁ、その癖金を取るからタチが悪い」


あたしは、龍の髪の毛を見ながら龍に言った。