冷酷な彼は孤独な獣医

「まぁ結局、俺が止めたんだけどね。「やめろーっ!」って言って。

そうしたら龍が真顔で「お前がいいならいいけど、俺の気が済まないから」って言って、

ナイフでそいつの制服のズボンをズタズタに切ってさ、

そいつはかなり恥ずかしい姿で家に帰る事になったって訳。


どう思う?嫌なヤツだけど、いい所もあるっていうか……

俺は一体何だったんだ?って感じだよ!


喧嘩が強いなら、教えておいてくれよって感じ!」



瑞樹さんは苦笑いをする。



「そんな事があったんだ。

っていうか、瑞樹さんでも、龍の事よくわからないんだね………」


「まぁーねっ」


「ねぇ瑞樹さん?」


「はい?」


「龍の元カノの美紀さん……なんで此処に?

っていうか……抱き合ってた………よね?」