冷酷な彼は孤独な獣医

店の戸を開くと、カウンターで瑞樹さんと知らない女の人が抱き合っていた。


あたしは急いで戸を閉めると、

病院に向かって歩き出した。


すると、店の戸が開いた音が聞こえ、

それと同時に瑞樹さんの声が聞こえて来た。



「理央ちゃん!ご飯食べに来たの?」


その声に振り返ると、瑞樹さんが笑顔で店の前に立っている。


「あっ……でも、今日はとりあえず…」


「おいでよ!作ってあげるから!」


「でも……」


すると中から女の人が出てきた。




綺麗な人………