冷酷な彼は孤独な獣医

いろんな本を手に取り、

その中で気に入った一冊の本を持ってレジの方へ行くと、

相当聞き覚えのある声が後ろから聞こえて来た。


「理央っ」


その声に振り返ると、そこには涼太の姿。


「涼太……」


涼太は笑顔であたしの方へ来ると、

あたしが手に持っている本を見る。


「ペットの正しいしつけ法?理央、ペット飼ってるの?」


「あぁ、これは仕事で必要で……」


「仕事って?」


「今あたし、動物病院で働いてるんだ」


「へぇー凄い!」