冷酷な彼は孤独な獣医

あっ!チップと同じ………でも、かなり太ってる………
しかも、飼い主の女の人も太ってる。


「どうぞ!」


あたしは飼い主の女性とペットを診察室に入れた。


女性は龍の前に座ると、ペットの症状を話し始める。


「あの、昨日からこの子元気がないんです」


女性は、かなり心配した様子で龍に話す。


すると龍は厳しい顔で女性を見る。


「あなたは、このミニチュアダックスを飼う時に、ミニチュアダックスについて勉強しましたか?」


「えっあぁ……少しは………」


「じゃあ、この犬種がヘルニアになりやすい事は知っていましたよね?」


龍の口調はどんどん厳しくなっていく。