冷酷な彼は孤独な獣医

「当たり前だ!」


「ちょっと待って!メモさせて!」


龍は呆れた顔で、しょうがなさそうに紙とペンをあたしに渡す。


「ほら」


「ありがとう」


それからも龍の説明は続き………


「じゃあ次は、洗濯の仕方を教える。

まず、血液や糞が付いたタオルは水で洗い、

さっき言った次亜塩素系ナトリウムに1時間浸漬し、

それから洗濯機で洗う。

汚れが酷い場合は、次亜塩素系ナトリウムに浸漬してから捨てる」


「はぁ……」


龍の話に、あたしは思わずため息をもらす。


「おい雑用!俺が説明してやってるのに、ため息なんかついてるな!」