冷酷な彼は孤独な獣医

そして、フウドボールの中になにかを入れるとドッグフードと混ぜている。


「これで駄目なら飼い主に連絡して、いつも食べさせている餌を持って来てもらう。

ほら、これを与えてみろ」


フウドボールの中を見ると、細かく切られた豚肉が入っていた。


「あっ肉だ!これなら食べるんじゃない?はい、どうぞっ!」


犬の前にフウドボールを置き扉を閉めると、

犬は餌に近づき匂いを嗅ぐと食べ始めた。


「よし!」


「やったぁー!食べた!」


龍を見ると、龍は優しい笑顔で犬を見ている。



滅多に見る事のない龍のその優しい顔をじっと見ていると、龍が急に真顔になる。