冷酷な彼は孤独な獣医

龍の言葉に呆然とする中、

龍はあたしを連れて歩き出す。



すると後ろから涼太があたしに向かって話す。


「なんだよ!お前だって二股掛けてたんだろ!

いつからその男と付き合ってたんだよ!」


その言葉に言い返そうとすると、

龍があたしの手をギュッと握り、

そして冷静な口調であたしに言う。


「無視しろ。別にどう思われようと、もう関係ないだろ。

それとも、俺がお前の男だって勘違いされるのは不服か?」


「えっ?

そんな事ないよ………



龍は………


かっこいいし………


勘違いされるには最適っていうか………」



あたしがそう言うと龍は鼻で笑う。