冷酷な彼は孤独な獣医

「えっ?今、涼太って言ったか?」


龍はあたしの顔をのぞく。


「うん………居るの………

龍………あたし………」


「それって、他に女が出来たとかって言ってお前を追い出した男だろ?

そんなヤツに関わる必要なんてない。

それにそいつ、女と一緒なん…」


あたしは龍が話し終わる前に、

涼太の所へ向かって歩き出した。