「あの…さ、お前、風邪でも引いてた?」 「え?」 廉先輩の表情に戸惑っていると、 隣から声がした。 「いや、あの時間の電車乗ってなかったからさ…」 別に、あの噂以来廉先輩の顔を見るのが気まずくなっちゃっただけで… 「風邪は…ひいてない、です。」 廉先輩に心配をかけてしまったという罪悪感から、 私はうつむいてしまった。