「あぁ……。
ドアの近くにうちの学校の制服着た女の子いるなって思ってたんだけど、駅に着いても降りる気配ないから気になってさ。
その女の子ってのが、唯だったんだ。」
……嘘でしょ?
あのときのこと、廉先輩も覚えてくれてたの?
やばい、嬉しすぎる。
それから、他愛もない会話をしながら歩いたけど、その内容はあんまり覚えてない。
廉先輩の隣にいること自体に緊張してたし、
なにより、私と初めて会ったときのことを覚えていてくれたことが嬉しすぎたから。
今日のことで、より一層先輩のことが好きになった気がする……。

