「私たちだって負けてないわよー!」








「千里と水野くん!!」








高宮と水野もやってきた。







「明日のクリスマスは、私たち、二人で過ごすんだから!」






高宮が言う。






「そんなの、私たちもだよー」






里桜も松野も。






女同士で話し込んでいるなか、俺は水野と木原と、男同士で話す。







「明日、どこ行く?」





「やっぱ、駅前のイルミネーションとか?」





「パクんなっつーの」